第二子、第三子は韓国人とアメリカ人

「かわいいむすこはずるい」と題しておもしろおかしい子育てブログを書いて大人気ブロガーとして世に名を馳せる計画だったのだけれども、想定していた以上におもしろおかしい毎日にてんやわんやとなる、あるいは時間ができたらストレス解消にスプラトゥーンに興じてインクを撒き散すなどしているうちに、件のかわいい息子は7歳となった。

おむつも離乳食も保育園もブログに書き記さなかった7歳の息子は、今でもネタは尽きない奇天烈な様子なのだけど、それよりも第二子、第三子ができたことを、記憶が新しい内に書き記しておきたい。

留学生のことだ。

留学生をホームステイで我が家に受け入れた。

自分で産まなくても、母乳かミルクか論争に心すり減らさなくても、乳児期の夜泣きで眠れなくならなくても、登園イヤイヤを宥めすかさなくても、入学準備におはじきにピンセットで名前シールを貼らなくても、夏休みに子育てだけでなく朝顔まで育てなくても、ある程度出来上がった子が、我が家の子になってくれたのだった。

NEW我が子〜

留学生の我が子は素晴らしかった。家族っていいなって思った。国籍とか、血のつながりとか、言語とか、そないなことはあんま関係なくて

いってきまーす！って出かけていって、ただいまーって帰ってきて

作ったご飯を喜んでたくさん食べてくれて

困ったことがあったら相談してくれて

私が助かりそうなお手伝いをしてくれて

うちの犬や息子の面白い言動を動画に撮って共有してくれて

夕飯の後にたくさん笑いながらお話しをしてくれた。

今日学校であったこと

日本と自分の国との違い

今やりたいこと

週末にどこに行きたい

将来の夢

これはもう、まちがいなくうちの子。

私は、22歳の韓国人の娘と、15歳のアメリカ人の子、日本人の7歳の息子、3児の母。

韓国の子に地図見せながら「地図の上が北ね」って道順を説明してたら「きた・・・きたちょうせんの北？」っていうところで爆笑してしまって「北朝鮮て大丈夫なんか？」と思いながら聞いてみたら案外イケてざっくばらんに話せたり

アメリカの高校生の子に、地元の写真見せてもらったらすごい立派な芝生のフットボール場が学校にあったので「やっぱりアメフト部とチアリーダーって付き合うもんなん？」ってスクールカーストの話題になったりなどして本当に大変楽しかった。

もう少ししたら17歳のアメリカ人の女の子がやってくることになっている。

夢の子沢山。MY DREAM COMES TRUE。ついつい英語でちゃった。