2歳の誕生日プレゼントを買わなかった
あと数日で息子が2歳になるので、誕生日プレゼントを物色しに京都駅のイオンモールまで行ってきたのだけど、去年の誕生日やクリスマスプレゼントを買ったお店をのぞいてみたら、なんと、そこには今後息子が必要そうなものが、なにひとつ無かった。
可愛いヨダレかけも、ベビーカーに括り付けられるおもちゃも、海外製でオシャレな哺乳瓶も…完全に赤ちゃん時代が終わったのだった。
半泣きになりながらトイザらスの売り場へ移動したら、新たな世界が広がっていた。おままごとセット、LEGO、戦隊モノ…プ、プラレール……プラレール喜ぶだろうなぁぁ。
流れるBGMは「こどもでいたーい!ずっとトイザらスキッズ♪」
ああ、ずっと赤ちゃんだと思っていた子がすぐに大きくなって、こんなおもちゃで遊ぶようになったのだ…けどいつか子供ですら無くなる…ずっと子供ではいられない…そう、私もかつて子供だったように…とまた半泣きに。
近ごろ1日に100回は「でんしゃ!」「しんかんせん!」と発言し、毎晩のように私はトンネルと踏切り役をさせられる。
プラレールよりお高いけど木製のレールセットなんて素敵じゃないですか…山のトンネルと踏切りがついてる…駅も人間も…全100ピース…買ってあげようかな…
とレジまで持っていきかけたところで「…全100ピース?誰が片付けるの?」と我に返った。
すでに家には大量におもちゃがある。
いつでも探しているよどこかにブロックの破片を。風呂の中にも、ベッドの下も、こんなところにあるはずもないのに。
いつでも探しているよどこかに電車の部品を。コタツの中も洗濯機の中にも、こんなとこにあるはずもないのに。
ということでレールセットをそっと棚に戻し、早足で無印良品へ向かい、心を鬼にして、収納ボックスを買って、誕生日プレゼントとして制定することにしました。
あと割られまくったマグカップ、ホーローっぽい大人デザインのプラスチック製を見つけたのでこれも。