かわいいむすこはずるい。

2016年春に息子が生まれました。

見ず知らずの若い女性に、唇を奪われてしまいました。

いやー参りましたよ。出会ったばかりの、名前も知らない1つ年上の女性から、いきなりキスをされてしまいました。最近の若い女性って積極的なんですねw

人妻が買い物に付き合って欲しいというので、一緒にイオンモールに行ったんです。

「ねぇ、どっちが似合う?グレーも可愛いんだけど、ネイビーは使い勝手いいよねー。うーん、迷うなー」などという、女性特有の長い買い物に少々飽きてきた頃です。機嫌が悪くなってきた僕を察して、そろそろ休憩しようか、ということになりました。

店内のある一角に、やわらかいベンチと、靴を脱いで上がれる広々としたクッションフロアのエリアがありました。

やれやれ、やっと解放された。クッションフロアに腰を下ろすと、僕はいつもの天真爛漫な自分をようやく取り戻し、自由な気持ちになりました。

そこに彼女がいました。自由を謳歌する僕は、彼女の目に輝いて見えたのかもしれません。

すぐに彼女と、その姉が僕に近づいてきました。姉妹の母親はベンチに座って、こちらの様子を伺っていました。

それまで駆け回って遊んでいた姉妹は、僕と目が合うと、同じようにハイハイをしはじめました。彼女たちは僕を誘っているように思われました。心理学でミラーリング効果っていうんですか?相手と同じ動作をすることで、親近感が沸く、というアレです。

特に妹の方は遠慮がありませんでした。僕のほっぺたをつまんだり、頭をなでたりと、ボディータッチをしてくるんです。やけに距離感の近い子だな、とは思っていました。

僕がまんざらでも無い様子なのを見ると、どんどん積極的になっていく彼女。

そして突然、両手でぼくのほっぺたをはさみ、そのまま顔を近づけ、なんとキスをしてきたのです。あれはまぎれもない、口と口のキスでした。

僕と行きずりの女性とのキスをすぐ側で見ていた人妻は、帰りの車で一言「やっぱり、若い女がいいのね?」と言っただけでした。

僕はその一言に、なんと返事をすればよかったのでしょう。「離乳食ひとつ満足に作れない若い女とは一緒には暮らせないよ」とでも?それでは人妻を家政婦のように扱っているととられかねません。

それからさすがに「人妻も十分若いよ」とは言えません。32歳と1歳半の女性の若さなんて、比べようもありませんから。

女性からの積極的なアプローチは日常茶飯事でしたが、まさか人妻の目の前で、こんなことになってしまうとは。

僕は人妻を傷つけてしまったでしょうか?僕の可愛さは罪ですか?僕はどうすれば良いのでしょう?人生の諸先輩方からのアドバイス、お待ちしています。

写真はまだ僕の唇が奪われてしまう前、人妻とのツーショットです。

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